オブジェクト指向におけるクラス(カプセル化)の役割とメリット
クラス(カプセル化)とは
クラスには、オブジェクトを作成する時のデータやメソッドを定義してあって、つまり、クラスとはオブジェクトの設計図です。
クラス(class)は、クラスベースのオブジェクト指向においてオブジェクトの設計図にあたるもの。抽象データ型の一つ。クラスから生成したオブジェクトのことをインスタンスという。
クラスには、インスタンスの保持するデータ(メンバ変数、フィールド(UMLでは「属性」ともいう))と操作(メソッド、メンバ関数)が記述される。アクセス範囲(public、private、protectedなど)や可変かどうか(final、 constantなど)等についても記述されている。[要出典]
クラスは、継承・ポリモーフィズム・カプセル化などの、オブジェクト指向プログラミングにおける重要な概念を実現する強力な手段である。
クラス(カプセル化)のメリット
クラスの役割は、「まとめる・隠す・いっぱいつくる」の3つの役割があります。
「まとめる」のメリット
- 部品の数が減る
- メソッド( サブルーチン)の名前づけが楽になる
- メソッド( サブルーチン)が探しやすくなる
「隠す」のメリット
- クラスに定義した変数とメソッドを、他のクラスから「 隠す」ことができる→privateを使用
- プログラムの保守性悪化の原因となるグローバル変数 を使わずにプログラムを書くことが可能になる